まずはセルフチェックを
してみましょう!
- 甘いものをたくさん食べる
- 脂っこい料理をよく食べる
- お酒をよく飲む
- 疲れやすい
- 運動不足だと感じる
- 若いころに比べ体重が増えた
- 不規則な生活をしている
- ストレスがたまりやすい
【出典】
厚生労働省.標準的な健診・
保健指導プログラム(令和6年度版)
厚生労働省e-ヘルスネット
2023年9月参照
- 肝臓は、体内でどのような役割を担っているのですか?
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肝臓の主なはたらきは、栄養素の代謝、有害物質の解毒、胆汁の分泌の3つ。また、免疫にも関わっていて、栄養を吸収する際に体内に入り込もうとするウイルス等の侵入を防いでいます。肝臓には神経がなく、病気で機能が低下しても自覚症状がありません。そのため、定期的に健康診断を受けて、自分の肝臓の状態を把握することが大切です。
- 健康診断で肝機能の検査値が高めでした。どうしたら良いでしょうか?
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肝機能の検査値が一般的な基準値を超えていた場合、専門医の受診をおすすめします。一般的な基準値内でも数値が高い場合、脂肪肝が始まっている可能性もあるため、安心はできません。お酒を控えたり、食生活を見直すなど、生活習慣の改善を意識しましょう。
- お酒を飲まないのに肝機能の検査値が高めでした。なぜでしょうか?
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近年ではお酒を飲まない人でも、カロリー過剰の食事(糖質や脂質を多く含む食事)により脂肪肝になる人が急増しています。また、遺伝的に肝臓に脂肪がつきやすく、痩せているのに脂肪肝になる人もいるので注意が必要です。
- 肝臓をケアするのに適した食事や食材はありますか?
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糖質を少し抑えて、赤身の肉と卵を積極的に食べるなど、タンパク質を多めに摂取しましょう。また、サバ缶と納豆は内臓脂肪を減らすのに有効です。食物繊維を多く含む海藻やキノコは、糖の吸収を穏やかにしてくれます。
- 食事以外で日常生活で気をつけることはありますか?
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適度な運動をするなど生活習慣を見直してみましょう。普段より少し多く歩くなど、継続的な取り組みが重要です。運動は太ももやお尻など大きな筋肉を鍛えられるスクワットが良いでしょう。